四国電力総連は、10月21日(金)~22日(土)の2日間、四国電力総連加盟組合の組合役員(三役中心)27名が参加し、「2022年度生産性労働大学」を開催しました。
セミナーでは、富士社会教育センターから講師をお招きし、生産性労働運動のおさらいをはじめ民主的労働運動についての講義を受けた後、職場の課題発見と問題解決に向けた話し合い、模擬労使協議会・模擬職場集会を実施するケーススタディを行いました。
ケーススタディでは、企業内に潜む課題(サービス残業やセクハラ問題など)を設定し、①コンプライアンス事例への対応、②組合員からの相談への対応について、労働組合としてどう取り組むのか、職場への聞き取り、会社窓口との折衝をはじめ協議への事前準備を行い、会社との労使協議会を重ね、最終的には職場集会にて組合員に対し各事案の執行部としての結果を伝える、といった一連の対応について経験いただきました。
参加者からは、「色々な視点で検討する必要性、事前準備の必要性を感じられた」「厳しい指摘もあったが、ロールプレイングをとおして、今後の労使協議の心構えが出来たと思う」「同じ内容でも人によって伝え方が違い言葉回しなど参考になった」「組合活動をどのようなプロセス・マインドで進めていくのが良いか参考になった」などの感想が寄せられた。
四国電力総連では、教育・研修をつうじて、より一層加盟組合間、組合員同士の繋がりを大切に、一体感のある組織をめざした取り組みを進めて参ります。今回、生産性労働大学を卒業した役員のみなさんの益々の活躍を期待しております!
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