四国電力総連は、8月27日(金)、四国電力総連加盟組合の新任執行委員を対象とした「2021年度ニューリーダーセミナー」を開催し、各加盟組合から28名の方に参加いただきました。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響から、参加者の半数はWebで参加いただくなど、初めてのWeb併用開催となりました。 セミナーでは、(公財)富士社会教育センターから土屋 翔氏を講師に招き、新たな生活様式の中でも変わらない執行委員としての必要な知識と能力、姿勢について学ぶとともに、職場での世話役活動や、組合員とのコミュニケーションの取り方などについて、理解を深めました。
また、来夏の参議院議員通常選挙に向けて、小林正夫組織内国会議員より国政報告を受けるとともに、四国電力総連の取り組み内容等について情報共有を行い、今後、本格化する各加盟組合における活動への積極的な参画に向け、意識合わせを行いました。
参加者からは、「労働組合の基本や思想について知らなかったことが多く、勉強になった」「組合員とその家族の幸せと発展に労働組合が必要不可欠な存在だと初めて知れた」「政治への参画について組合員への伝え方に悩んでいたが、セミナーで学んだことを活用したい」など、労働組合ならびに政治活動に対する理解度の向上についての感想が寄せられるとともに、「コロナ禍で中止や自粛となっている活動や交流の機会の確保に向けて、代替案の検討を進めてほしい」などといった四国電力総連活動の積極的な推進に向けた意見も寄せられたました。 また、初めてのWeb併用開催につき、Web上でのグループ討議の進め方や、会場とWeb上の参加者の一体感の醸成といった点に課題があったものの、大きなトラブルなく、参加者全員が最後まで積極的な姿勢でセミナーに参加いただくことが出来ました。 感染防止対策を実施しながら行う組合活動では、これまでのやり方では実施できない場合も少なくなく、コロナ禍でのコミュニケーションは、今まで以上に工夫が必要となります。今回受講いただいたニューリーダーの皆さんを中心に、日々、何気ない“アイブレ会話(ちょっとした雑談)”を行いながら、新しい生活様式の下での組合活動をみんなで盛り上げていきましょう。
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