第41回定時大会を開催
~ 40周年記念大会は4拠点をWEB接続しハイブリッド形式で実施 ~



 四国電力総連は、6月11日(金)に第41回定時大会を開催した。
 本大会では、県を跨がず大会構成員が参加できる方法として、参集とWebを併用したハイブリッド形式にて開催することを執行委員会にて決定し、新型コロナウイルス感染防止対策として、会場の収容率50%を超えないよう高松市「サンポート高松第1小ホール」をメイン会場に、徳島、高知、愛媛の各拠点をWebで接続し、執行部各加盟組合の代議員など約200名が出席し開催した。


 
 40周年記念の本大会は、各拠点に代議員を参集し、ハイブリッド形式で開催した

            

 開会にあたり挨拶に立った橋本会長は、初めに安全衛生について触れ、昨年度、四国電力総連大で14名が被災し、件数は減少したものの、休業日数が増えるなど重症化している点を挙げ、「事業計画などの目標を達成していくことだけが優先され、ゼロ災という安全目標が軽視されていないか、私たち自身も安全意識が希薄化していないかなど、再チェックしていかなければならない」と指摘し、

 ・労働条件の維持・向上、仕事と私生活の調和をはかる対応
  ・経営チェック機能を活かした生産性労働運動の展開
  ・四国電力総連・活動を未来に継承していくための財政基盤確保
                      について述べた。

さらに、政治活動の取り組みとして、来夏に施行予定の第26回参議院議員通常選挙における組織内候補予定者「(たけづめ)ひとし」氏と、来春に施行予定の松山市議会議員選挙に4期目の挑戦をする「武田こういち」議員の必勝を勝ち取るためにも、全加盟組合が一致団結して取り組む必要性を呼びかけ、大会構成員に支援を訴えた。

 結びには、四国電力総連結成40周年に触れ、多くの困難を知恵と行動で克服し、今日の四国電力総連があるとしたうえで、「コロナ禍であり、不透明な環境下の中、難しい判断や柔軟な活動の変化が求められると想定されるが、加盟組合の皆さんと共に前進していきたい」とし、本大会において、前向き且つ活発な討議を代議員に求め、挨拶を締めくくった。

 




  挨拶を述べる橋本会長
(四国電力労組)
 
 続いて、来賓挨拶が行われ、連合四国ブロックを代表して連合香川 森 信夫会長をはじめ、電力総連 酒井 昌也会長代理、国民民主党代表 玉木雄一郎衆議院議員、組織内国会議員 小林正夫参議院議員、四国電力総連組織内議員を代表して徳島市議会議員 武知ひろゆき議員の計5名から祝辞を受けた。

 また、第26回参議院議員通常選挙 組織内候補予定者 竹詰(たけづめ)ひとし氏から力強い決意表明がなされ、大会構成員は万雷の拍手により竹詰候補予定者を激励した。

【ご祝辞をいただいたご来賓の皆さま】

連合四国ブロック代表幹事
連合香川 森 信夫 会長

電力総連
酒井 昌也 会長代理

衆議院議員
玉木 雄一郎 議員


組織内国会議員
小林 正夫 参議院議員

四国電力総連組織内議員
武知 浩之 徳島市議会議員

第26回参議院議員通常選挙
竹詰(たけづめ)ひとし 候補予定者


  議事では、2020年度経過報告のほか4つの議案が上程され、いずれも満場一致で可決・承認された。大会議案と採決結果は次のとおり。

 経過報告  採決方法  採決結果
 2020年度 活動報告・会計報告  挙手による  満場一致の賛成により承認

     
「活動報告」
大野 副会長
(四国電気保安協会労組)
「財政報告および財政方針」
豊嶋 事務局長
(四国電力労組)
 「会計監査報告」
寺岡 会計監査員
(四電エンジニアリング労組)
     
 議事  採決方法  採決結果

 第1号議案 2021年度活動方針・計画(案)

 挙手による  満場一致の賛成により承認
 第2号議案 規約改定(案)  直接無記名投票  満場一致の賛成により承認

 第3号議案 2021年度 財政方針(案)

 挙手による  満場一致の賛成により承認

 第4号議案 組織内議員選挙 必勝決議(案)

 拍手による  満場一致の拍手により承認
  

     
       
1号議案「活動方針・計画(案)」
篠原 会長代理
(四電工労組)
2号議案「規約改定(案)」
古谷 副会長
(四国電力労組)
3号議案「財政方針(案)」
豊嶋 事務局長
(四国電力労組)
4号議案「必勝決議」
真鍋 副会長
(四変テック労組)
       

最後に、2021年度役員の発表および三役が選出され、新役員を代表して挨拶に立った橋本会長から、「2021年度もコロナ禍での諸活動となるが、活動を担う組合役員、組合員の安全と健康を第一に進めていく」としたうえで、大会構成員に対し、各加盟組合の支援と組合員の活動への参画を呼びかけ、新年度の活動がスタートした。




 【2021年度 運動の基調(運動の基本方向性とアプローチ)】
   私たちの求める運動を定着し、さらに発展させていくため、「全国電力総連の方針」を基本として、労働組合の意義と
役割を改めて確認しながら、諸活動を展開していきます。
 具体的には、働きがいのある職場環境や魅力あるライフスタイルの実現を目指し、加盟組合との十分な連携のもと、
次の5点をキーワードとして取り組みます。

【大会スナップ】
 大会運営にご協力いただいた皆さま
議長団
地紙 代議員        塩野 代議員
(四国電力労組)       (坂出LNG労組)
司会者
石川 執行委員
(志度CC労組)
資格審査委員長
小野 代議員
(四国電気保安協会労組)
   

 大会構成員のご協力により、無事に開催することができました。ありがとうございました。 


                            



四 国 電 力 総 連
〒760-0063 高松市多賀町2-12-5