開会にあたり挨拶に立った橋本会長は、初めに安全衛生について触れ、昨年度、四国電力総連大で14名が被災し、件数は減少したものの、休業日数が増えるなど重症化している点を挙げ、「事業計画などの目標を達成していくことだけが優先され、ゼロ災という安全目標が軽視されていないか、私たち自身も安全意識が希薄化していないかなど、再チェックしていかなければならない」と指摘し、
・労働条件の維持・向上、仕事と私生活の調和をはかる対応
・経営チェック機能を活かした生産性労働運動の展開
・四国電力総連・活動を未来に継承していくための財政基盤確保
について述べた。
さらに、政治活動の取り組みとして、来夏に施行予定の第26回参議院議員通常選挙における組織内候補予定者「竹詰(たけづめ)ひとし」氏と、来春に施行予定の松山市議会議員選挙に4期目の挑戦をする「武田こういち」議員の必勝を勝ち取るためにも、全加盟組合が一致団結して取り組む必要性を呼びかけ、大会構成員に支援を訴えた。
結びには、四国電力総連結成40周年に触れ、多くの困難を知恵と行動で克服し、今日の四国電力総連があるとしたうえで、「コロナ禍であり、不透明な環境下の中、難しい判断や柔軟な活動の変化が求められると想定されるが、加盟組合の皆さんと共に前進していきたい」とし、本大会において、前向き且つ活発な討議を代議員に求め、挨拶を締めくくった。
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