2020春季生活闘争に関する申入書
電力総連は、2020春季生活闘争方針において、電力関連産業を将来にわたり持続的に発展させていくためには、賃金引き上げをはじめとする「人への投資」を促すとともに、職場を熟知する労働組合による働く者のための働き方の見直しを進めることで、明日への活力に繋げていくことが重要であるとし、電力関連産業に働く者全ての経済的・社会的地位の向上を図るとともに、組合員とその家族の生活の安定・安心、やりがい・働きがいを実感できる魅力ある産業の構築に向けた取り組みを継続していくこととしています。
四国電力総連は、電力総連の方針を踏まえ、取り組みを進めていくこととしており、特に、賃金および賞与・一時金の取り組み、年間総実労働時間の短縮、同一労働同一賃金に関する法改正に向けた対応については、重点取り組み事項として位置づけ、各加盟組合において取り組みの強化を図ることとしています。
本日、四国電力総連を構成する各加盟組合は、今次春季生活闘争の重要性や意義を認識したうえで、マクロの観点からの所得向上や生活の安定と安心、労働意欲の向上やワークライフバランスなどを総合勘案した労働諸条件の維持・向上に向け、2020春季生活闘争の要求を行います。
貴社におかれましては、四国電力関連産業の健全な発展のためにも、働く者の雇用安定や人材の確保・育成の重要性について、当該労使の共通認識を醸成するとともに、真摯な交渉・協議により平和裏解決が図られるよう、最大限配慮いただくよう申し入れます。
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