四国電力総連は、10月8日(火)~9日(水)にかけて、福島県において「2019年度エネルギー施設見学会」を開催し、各加盟組合から23名が参加した。
本施設見学会は、電力の安全・安定供給に向けた諸施策について、他電力の発電施設の視察を通じて、エネルギー施策に関する知識向上を図るために実施している。
今年度は、東京電力(株)福島第一原子力発電所において施設見学会を開催し、廃炉資料館や発電所構内の視察を行った。
震災から8年経過した福島第一原子力発電所の現状と今後の対応について説明を受け、現状の課題への取り組みや現場作業に携わる方々が安全で作業に従事出来ている労働環境等について確認するとともに、発電所構内では各プラントや処理水対策等の状況を視察し、廃炉現場の状況について理解を深めた。
見学会を通じて、東京電力(株)の福島県をはじめとする地域社会への想いや福島第一原子力発電所の廃炉作業に対する取り組みについて理解を深めるとともに、電力の安定供給と安全対策の重要性を再認識する機会となった。
|