~「三労連・第12回 環境・エネルギーシンポジウム」に参加~


テーマ①「地球温暖化による気候変動について(観測事実と将来予測)」

テーマ②「国民民主党のエネルギー政策について」

四国電力総連は、11月23日(金)に『三労連 四国の環境とエネルギーを考える会』が主催する「第12回 環境・エネルギーシンポジウム」に、単組役員はじめ47名が参加した。

三労連とは、四国地方における原子力産業に携わるメーカー・ユーザーの三労連(電機連合、基幹労連、電力総連)が、原子力をはじめとするエネルギーに関する情報交換、意見交換、調査研究等を行い、諸活動を展開していくことを目的として平成5年4月に設立したものである。

 シンポジウムの第一部では、(一般社団法人)日本気象予報士協会の『角谷一乗』氏と『松谷律也』氏に、「地球温暖化による気候変動(観測事実と将来予測)」をテーマに講演をいただき、第二部では、国民民主党代表の『玉木雄一郎』衆議院議員に、「国民民主党のエネルギー政策について」をテーマに講演をいただいた。

第一部の講演では、膨大な観測データを基にした環境とエネルギーの関係性について詳細な説明がなされ、人為起源の温室効果ガスの増加が平均気温の上昇を引き起こすことや、そうした事象を踏まえた異常気象の発生メカニズム、それを事前に防ぐための将来予測の可能性と「緩和策・適応策」について、理解を深めることができた。

また、第二部の講演では、国民民主党のエネルギー政策について、日本を取り巻くエネルギー事情を踏まえ、改革中道政党として、現実的な考え方をベースに取り組んでいくことが示された。また、原子力政策についても、国が前面に立ちながら、これまでの考えに縛られることなく「つくろう新しい答え」をキャッチフレーズに、検討を深めていくとの考えが示された。

今後も「三労連 四国の環境とエネルギーを考える会」において、各組織が連携を図りながら活動を進めていくこととしている。


✤これまでの活動

○「環境・エネルギーシンポジウム」の開催

○各加盟産別の施設見学会

  ・三菱マテリアル直島精錬所

  ・三菱重機㈱受配電システム製作所

・パナニックエコテクノロジーセンター  

  ・日本電工徳島工場

・四国電力㈱伊方発電所、橘湾発電所、坂出発電所、本川揚水発電所

  ・関西電力㈱大飯発電所

  ・日本原燃㈱原子燃料サイクル施設(六ヶ所村)  

  ・環境保全の取り組みに関連する加盟産別事業所、発電所等の見学会 

など

 



四 国 電 力 総 連
〒760-0063 高松市多賀町2-12-5