12月3日(土)高松市で開催された「第59回四国地方労働組合生産性会議(四労生)研究 フォーラム」へ、各単組から61名が参加しました。 近年、労働組合の活動が運動ではなく、御用聞きをしてサービスをする執行部だけの活動となっています。しかしながら、本来、労働組合は職場内外の問題解決を労働組合のメンバー(組合員)自らが担う運動体です。 お客さまとしての組合員の満足ではなく、メンバーとしての組合員の関与こそ重視すべきという視点に立った共同研究を行っている公益財団法人 国際経済労働研究所 専務理事・総括研究員の八木隆一郎氏を講師に招き、「労働組合のあり方と組合員役員の役割と本質とは!」をテーマに講演が行われました。 講演では、現在の労働組合の活動が、「組合員の満足を得るために注力していないか」「組合員を労働運動の『活動家』から『お客さま化』してしまっていないか」「組合費はサービスに対する費用ではなく、労働運動への参加費であること」など、ON・I・ON2(組合員240万人)意識調査結果から浮き彫りとなった課題について共通認識を図るとともに、組合員一人ひとりの参加関与を高めていくことの重要性を確認し合いました。 引き続き、組合員一体となって、四国電力総連活動を盛り上げていきましょう! |
講師の八木隆一郎氏 | フォーラムの様子 |