四国電力総連は、11月19日(土)四国電力㈱総合研修所において、「四国電力総連2016メンタルヘルスセミナー」を開催し、各加盟組合から38名が参加した。 本セミナーは、冬季安全衛生推進運動の取り組みの一環として、メンタルヘルス対策への理解促進を図ることを目的に開催している。 今年度については、労働組合の役員自身が元気になることで職場を明るくすることを目的に、「ストレスとの上手な付き合い方」をテーマとして、公益財団法人日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所の今井保次先生に講演いただいた。 組織・家族・個人にとって大きな損失となるメンタル疾患について、その原因とストレスに対する生理学的な反応を学ぶとともに、人間が生きていくうえで常にさらされている、大小さまざまなストレスと適度な距離をおいて、いかに上手に付き合い、心身と精神のバランスを保っていくべきか、その具体的な方法を学ぶことができた。 主な方法としては、「運動」「笑い」「瞑想」が挙げられたが、中でも「瞑想」については大きな効果が期待できるということであり、実際に参加者全員で体験を行った。また、職場で互いの心の距離を縮めるための、すぐにでも実践できる方法として、「笑顔であいさつをする」という手法が挙げられた。 四国電力総連では、引き続き、職場コミュニケーションを充実させ、助け合いながら、ともに気持ちよく働ける職場を目指して取り組みを進めていくこととしている。 |
研修風景 | 講師を務めていただいた今井先生 |