四国電力総連は、11月29日(土)に「2014年度労働条件研究会」を開催した。
本研究会は、労働条件の維持・向上に向けて執行部の交渉能力の向上と情報の共有化を図ることを目的に毎年開催しており、各加盟組合の交渉担当者を中心に事務局を含め、32名が出席した。
講師として電力総連より労働政策局の伊豆部長と橋本部長を招き、電力総連2015春季生活闘争方針や賃金実態把握について、解説を交えながら説明を受けた。
その後、労働時間管理の適正化に向けた取り組みや2015春季生活闘争の要求案などについて活発な意見交換を交わし、参加者相互で情報の共有化を行った。
髙谷会長代理による開会あいさつ 春闘の取り組みを説明する電力総連 伊豆部長
本研究会では、2015春季生活闘争において、さまざまな職場で働く組合員の高い現場力を維持継承しながら、電力関連産業を将来にわたり健全に発展させていくための、人材確保・育成、技術・技能の維持継承に必要な基本的労働条件を維持していくこと。そして、経済成長と物価上昇に見合う実質生活水準の維持・向上や電力関連産業に相応しい労働条件を追求し、組合員とその家族の生活の安定と安心、労働意欲の向上につながる取り組みを進めていくことを確認し、2015春季生活闘争に向けた取り組みがスタートした。
春闘方針についての質疑応答
四国電力総連 鵜飼さん 四電技術コンサルタント労組 菰淵さん
参加者相互の情報交換風景