四国電力総連は、10月17日(金)~18日(土)の2日間、四国電力㈱総合研修所において、四国電労との共催により、各単組三役および執行委員19名の参加のもと「2014年度生産性労働大学」を開催した。
本セミナーは、新任組合役員(三役中心)を対象とし、富士社会教育センターより武田仁常務理事を講師にお招きし、生産性運動、民主的労働運動など労働運動全般に亘る講義ののち、研修のメインテーマである模擬労使協議会を実施した。
森山会長から激励の言葉 お世話になった武田講師
模擬労使協議会では、企業内の時間外労働をテーマとし、組合員から執行部へのメールをきっかけに、組合員への意見聴取より職場実態の把握、職場に潜む課題の抽出、会社との労使協議会に向けた組合執行部による対応方針の確立、模擬労使協議会での課題解決から職場組合員へのフィードバックまでと、日ごろ職場で起こり得る課題解決への対応を学んだ。
組合執行部になり考える 模擬労使協議会 職場報告で伝えることは何か
参加者からは「模擬労使協議会をしてみて事前準備の重要性が分かった」「組合員の意見を労使協議会に反映させる必要性・手法を学ぶことができた」「会社側とのやり取りの雰囲気が掴めたので良かった」などの感想が寄せられ、時間外労働という身近なテーマであったことから、実践さながらの実習を行うことができ、充実したセミナーとなった。
生産性労働大学は、講義以外では2日間の研修期間中、他労組の参加者とさまざまな意見・情報交換を行うことで、組合執行部としての考え・活動の進め方などを見つめるきっかけを作り、さらには四国電力総連の仲間同士、仕事・組合を越えたつながりを作る機会として有意義な時間を過ごすことができた。
現場でも最後は笑顔を目指して 恒例のアイスブレイク
参加者の皆さん
皆さんの、組合執行部としての今後の活躍を期待いたします。