2013年度 青年フォーラムを開催


今年のテーマは「LINE」

  
 平成26年5月17日(土)から18日(日)の2日間、香川県東かがわ市の「とらまる公園」において、女性7名を含む青年組合員49名が参加して「青年フォーラム」を開催した。

青年フォーラムは、加盟単組間の青年組合員相互の親睦と関係を深め、次期青年リーダーの育成を図ることを目的としており、毎年開催している。

今年のテーマは「LINE」とし、個々の小さな点が、つながり、重なり、線となり、そして大きな輪になること、つまりは加盟単組の青年組合員の一体感を醸成するという目標を掲げて実施した。

また、目標達成のためには、参加単組相互、参加者相互のふれあいが第一歩であることから、個々人が何班(全6班)に所属しているのかなどが一目でわかる名札を作成・着用し、初対面から参加者同士のコミュニケーションがはかれる趣向を行うなど、和やかな雰囲気づくりに努めるとともに、開会時には宮崎副会長から激励の挨拶を受けて2日間の研修がスタートした。

初日は、自己紹介から始まり、「リレー書道」や直系1mの「キンボール」を使用したゲームを行うなど、笑顔あふれるアイスブレイクを実施後、本格的カリキュラムへと入り、大西詠子講師による「リーダーシップ研修」を開催して、「リーダー」と「リーダーシップ」、「リーダーシップ」と「オーナーシップ」の違いや、コミュニケーションは言語2割、非言語8割という知見の習得など、日頃から身近に使う言葉や行動を学び、リーダーに必要な知識と意識の向上をはかった。

夕食は、1班1品調理の全6品目をビュッフェスタイルで実施するなど、青年らしい新しいアイデアが満載の開催となった。また、続いて行ったキャンプファイヤーでは、班毎にスタンツを披露するなど班の一体感を醸成するとともに、センターファイヤーを囲むことで一人ひとりの参加者の心が繋がり一つの大きな円になることができた。

夕食後は、フォーラム2日目の研修である演習「ディベート」の討論に備え、与えられたテーマに対し、各班内において「肯定の立場」「否定の立場」を想定して真剣に論議をした。

2日目は、演習「ディベート」を実施した。昨晩の夕食後に青年活動や組合活動の必要性に関する事などをテーマとして、班毎に事前検討を実施していたこともあり、多くの肯定・否定の意見が飛び交う充実した研修となった。

その後は政治研修と題して、四国電力総連の友好議員である「小川淳也衆議院議員」の講演会を実施した。受講した青年組合員は、国会議員と触れ合う機会が少ないことや、私達の近い将来における少子高齢化社会が招く問題などの内容について真剣な眼差しで聴講していた。また、講演後は意見交換を実施するなど、有意義で貴重な体験研修となった。

 今回の青年フォーラムは、参加者に対し「新しいもの」に触れてもらい、新しい企画の提供/体験を通じて、楽しさ・喜びを経験してもらうためにはどうすれば伝わるかを検討し、「LINE」というテーマで研修内容を計画・実行をしました。

青年活動を展開するにあたり、日頃から勉強を怠らず様々な知見を深めていくことが前提にあります。青年リーダーは、活動を企画立案する上で、挑戦する権利を有し、挑戦することの難しさと喜びを感じる経験を得ることができます。その挑戦は、組合員として、一個人の人間として大切な財産となります。

参加いただいた青年組合員の皆さん、今後の活躍に期待しています。

☆ Snaps ☆  
     
 書道リレー  大きさに驚愕「キンボール」  参加型のリーダーシップ研修
     
 各班持ち寄りしての夕食  バンバンジー  各班での作戦会議
     
 「線を輪に」キャンプファイヤー  明日のためにグループ討議の説明  論議のあとは……カンパイ!
     
 肯定・否定双方の意見が飛び交う  小川議員を迎え、近い将来について考えた   企画から運営まで青年委員会の皆さん、お疲れさまでした。



四 国 電 力 総 連
〒760-0063 高松市多賀町2-12-5