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四国電力総連は、8月20日(金)~21日(土)の2日間にかけて、総合研修所において「生産性労働大学」を開催した。
今年も四国電労との共催により、組織防衛をはじめ民主的運動の基本から、職場課題を発見し解決していくためのプロセス・ワークルールの基本とこれからの方向性について、各単組執行委員34名の参加をいただいた。
生産性労働大学は、組合役員三役および執行委員を対象に、労働組合の職場における存在価値を確認するとともに、そのための活動のあり方と、活動の中心となるリーダーとしての果たすべき役割を認識してもらうことを目的に、毎年開催している。
本研修は、濱野レーバーリサーチ事務所の濱野博康氏を講師に迎え、今日における企業・労組の発展阻害要因について講演を聴いた後、㈶富士社会教育センターの武田仁氏を講師に迎え、今日における職場活動のあり方として、労働運動の基本理念を共有化した。 |
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真剣な表情で講演を聴く参加者 |
次に、「職場の課題発見と問題解決へのエクササイズ」と題して、職場の問題解決のプロセスを学習し、模擬労使協議会を通じて模擬職場の問題解決に向けて参加者と事務局に分かれて労使協議会を行った。
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~ 模擬労使協議会の様子 ~
左:組合役の参加者、右:会社役の事務局
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また、ケーススタディを振り返りながら、判断基準の一つでもある労働協約の重要性について再認識し、労働協約のベースとなる労働法・ワークルールの基本について学び、変化する労働法制に対する問題意識を高めた。見えない価値観を共有することを、参加者一同で確認し、本研修を終了した。
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