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平成22年11月7日(日)、オイスカ四国支部が主催する「山・林・SUN体験」が香川県まんのう町で開かれ、四国各地から280名が参加し、山林火災にて焼失した山の緑化に貢献した。
この活動は、オイスカ四国支部と四国電力総連が主体となり、地域と労働組合が一体となって参加できる組織的ボランティア活動の一環として、今年で15回目を数えている。
植林を実施した「尾の瀬山」は、オイスカ四国・まんのう町外三ケ市町山林組合・仲南町森林組合の三者が植林協定を結び、5カ年計画で毎年0.5haの土地に山桜を1,500本植林することとなっている。
今回は、山の斜面での植林活動ということもあり、女性や小さい子どもの参加が難しいことから、植林活動とは別に、地域の清掃活動&国際交流という別メニューも設けて、家族みんなで参加できるボランティア活動といった内容で開催した。
植林の方法について、開会式後に全員がレクチャーを受けた。最初に、一定の間隔でつるはしを使って穴を掘り、苗を入れる。そして、石を取り除いた土だけをかぶせ、水がたまるように窪みをつけて土を踏み固める・・・・
初めての植林作業をする者もいたが、参加者全員で協力し、予定していた1,500本の苗木を無事に、怪我することもなく植えることができた。
また、清掃活動&国際交流についても、小さな子どもから大人までもが、時が経つのを忘れて、オイスカ四国の研修生と国際交流を行うことができた。
当日はあいにくの天候となったが、日頃の行いが良い?ようで、植林活動の間は雨も止み、全員ケガもなく、無時、終えることができた。
参加者からは、「一家で植林活動や清掃活動、国際交流を体験することができ、ボランティアについて考えるきっかけとなった。今後も参加していきたい。また、植えた苗が早く大きくなって、桜いっぱいの山になってほしい。」といった声をいただいた。
また、植林後は、昨年に引き続き炊き出しを行ったが、今回は前日から現地にて準備を行い、さぬき名物の『しっぽくうどん』を作った。
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さぬき名物の『しっぽくうどん』 ⇒
~心も体も温まります~
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参加者は、心地よい労働の後ということも手伝い、「美味しい、おいしい。」とお代わりをする者も見受けられ、昨年同様、大成功となった。
解散後は近隣温泉施設で入浴したり、観光地を巡ったりと、充実した1日となったようである。
今回、参加された皆さんにおかれましては、本当にありがとうございました。来年以降についても、「尾の瀬山」において植林ボランティアを計画しておりますので、奮って参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。
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