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四国電力総連は、毎年、継続開催している原子力施設見学会の一環として、平成21年10月26日(月)に、連合四国ブロック(四国4県の連合会長・事務局長他)の皆さんとともに、九州電力鰍フ川内(せんだい)原子力発電所と大霧(おおぎり)地熱発電所を見学した。随行者として、川俣九電ユニオン鹿児島支部委員長には全日程にわたり、視察団のサポートを頂いた。
まず、「川内原子力発電所」の見学会では、九州電力叶内原子力発電所の労使のご協力を得て、施設概要説明に引き続き、実際に運転を行っているタービン建屋や中央制御室を視察させていただくとともに、3号増設予定地点や展示館の他、敷地内に設置されている訓練センターにも立ち入らせていただき、実際の訓練の模様も視察することができた。
また、視察に引き続き開催した意見交換会では、参加者全員から視察の感想や質問を述べ、伊方発電所と同様に長期安定運転を続ける川内原子力における地震やテロなどに対する施設と、従業員の安全確保の施策といった労使の取組み内容が紹介され、さらには地域住民に対する新聞折り込み広告による情報発信など、地道な活動が進められている状況が実感できた。
続いて視察した「大霧地熱発電所」では、国産自然エネルギーの利用として早くから開発に着手された九州電力鰍フ取組みと現地の運転状況などについて研修することができ、排出される蒸気からは力強い地球の息吹が感じられた。
四国電力総連は、今後も見学会を継続して開催し、原子力をはじめとしたエネルギー政策のさらなる理解が深めていけるよう、引き続き連合大での情報発信と連携を展開していく。
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