四国電力総連教育局は、8月29日(金)〜30日(土)の2日間にかけて、高松市内において「生産性労働大学」を開催した。
今年も四国電労との共催により、組織防衛をはじめ民主的労働運動の基本から、職場課題を発見し解決していくためのプロセス、ワークルールの基本とこれからの方向性について、加盟組合執行委員ら21名が参加した。
本研修は、各組合三役および執行委員を対象に、労働組合の職場における役割を確認するとともに、そのための活動のあり方と、活動の中心となるリーダーとしての果たすべき責務を認識し、行動目標としてもらうことを目的に、毎年開催している。
研修は、(財)富士社会教育センターの武田仁氏を講師に迎え、職場での活動に必要なコミュニケーション能力を高めると同時に、参加者が抱えている諸活動に関する悩み、疑問、課題を共有化する演習からスタートした。
次に、「職場の課題発見と問題解決へのエクササイズ」と題して、職場の問題解決のプロセスを学習し、今回は特に労働時間管理についての問題意識と対応力に重点を置き、職場活動の活性化について学んだ。
また、ケーススタディを振り返りながら、判断基準のひとつでもある労働協約の重要性について再認識し、労働協約のベースとなる、労働法、ワークルールの基本について学び、変化する労働法制に対する問題意識を高めた。
最後に、参加者各人の行動目標を立て、参加者相互で宣言・確認し、本研修を終了した。
|