11月18日(日)オイスカ四国支部が主催する「山・林・SUN体験」が香川県直島町で開かれ、四国電力総連から132名(家族含む)が参加し、山林火災の島の緑化に貢献した。 この植林活動は、労働組合ができる組織ボランティア活動の一環として毎年参加しており、今年で12回目を数えている。 植林を実施した直島は、平成16年1月13日に発生した山林火災で、多くの緑が焼失した。直島町などの後援を受け、参加者は苗木1,500本を植林した。苗木の種類は、クロマツ100本、オオシマザクラ400本、ヤマモモ400本、ウバメガシ400本、ヤマツツジ200本。 参加者は7班に分かれ、まず苗床で1つ2kgほどある苗ポットを手分けして植林地へ運ぶ。天候は曇り。傾斜のきつい足場の悪い山道をつるはし、スコップを手に登る。小さな子供たちを含むグループ(最年少1才)は、山の裾の方を担当した。植林地では、つるはしやスコップを使って穴を掘り、肥料を入れた後、苗ポットのビニールを取り除き、苗入をする。そして、石を取り除いた土だけをかぶせ、水が溜まるようにくぼみをつけて土を踏み固める。 参加者全員で協力し、けが人もなく、予定されていた1,500本の苗木を全て植えることができた。参加者からは「親子での植林活動ができ、環境の大切さはもちろん、お互いに助け合うことの大切さを学ぶことができた」との声をいただいた。 また、昼食後は「ベネッセハウスミュージアム」見学を行い、参加者同士の交流を深めた。 |