四国電力総連
「第24回定時大会」を開催

四国電力総連は、7月30日(金)、高松市の高松国際ホテルにおいて、連合香川小川会長、連合高知足達会長をはじめ、民主党香川県連から小川淳也、植松恵美子両副代表を来賓に迎え、第24回定時大会を開催した。
開会に当たり挨拶にたった村上静人新会長(電労大会により交代)は、まず、第20回参議院議員選挙において、電力総連組織内候補の「小林正夫」が初当選を果たしたことに関して、これまでの取り組みに対し感謝を述べた。
 また、四国電力総連としての2004年度の取り組みについて、「組合活動の原点である職場・現場に目線を合わせた活動の展開」「組合員の雇用と労働条件を守っていくための経営に対するチェック&パートナー機能の充実と連携」「四国電力総連としての持てる力をフル回転させていこう」と大会参加者へ熱いメッセージを発信した。
議事については、執行部からそれぞれ提案を行い、その後質疑を交わし、各議案は、原案通り採択された。
新役員発表ならびに三役が選出された後、役員を退任した前野口会長(四国電労)、前渡部副会長(四国電労)から挨拶があり、大会を終了した。

挨拶に立つ村上会長
「2 way コミュニケーションを大切に」
<来賓挨拶> 連合香川 小川会長
<来賓挨拶> 民主党香川県連 小川副代表 <来賓挨拶> 民主党香川県連 植松副代表
<来賓挨拶> 組織内議員代表 
藤田光男愛媛県議会議員
<来賓挨拶> 本会議の中かけつけていただいた
藤原正司参議院議員
大会の円滑な進行に努めたいただいた議長団のお二人
左:長原代議員(四国計測) 右:鳥生代議員(電力)
大会会場
司会を努めた 松井執行委員(YES労組) 資格審査委員を努めた 野崎代議員(外務員労組)
各議案の質問・意見を述べた代議員の皆さん


◆◆◆村上会長あいさつ(要旨)◆◆◆

 まず、第20回参議院議員選挙におきまして、私たち電力総連の代表として「小林正夫」さんを民主党比例第1位として国会に送り出すことができました。この1年間の皆様のご尽力に心より感謝申し上げます。本当にご苦労様でした。小林議員の性格ですと組合員お一人お一人にお礼をしていきたい気持ちでいっぱいでしょうけれども、当選直後から1年生議員として全力で研修を受けられており、ちょうど今日30日には初登院されるとお聞きしております。くれぐれもよろしくお伝えください。

 一方選挙区につきましては、本日ご来賓として、「小川淳也」さんと「植松恵美子」さんにご臨席頂いております。時間的な関係・高松の地での開催ということもありまして、高知の「広田一」さん・徳島の「東城恭子」さん・愛媛の「斉藤政光」さんのご臨席はいただけておりませんが、昨年11月の衆議院選挙・今回の参議院選挙についても、組合員の皆さんの真剣な取り組みにより過去になかった得票数となりました。結果はあと一歩いや半歩届かなかった。言葉では言い表せない悔しさでいっぱいですが、しかし、いつまでも立ち止まってはおれません。これからの日本のため、四国のためにどうしても小川・植松・東城・斉藤の能力と若い力が必要です。強い信頼関係を築きながらそれぞれの立場で支援の輪を広げ国会に送り出しましょう。

 さて、私たちを取り巻く情勢は、国外にあっては紛争・テロが続発し厳しく不安な状況が継続しております。また、日本の経済は一時の低迷は脱したとはいえ自動車・電気等の大手産業を中心とした見方であって、地方特に四国においては、小泉政策の三位一体改革が上手くいかず、ますます厳しい環境になっていると感じております。 

 そのような厳しい状況下、四国電力総連として2004年をどう取り組んでいくのか3つの視点から述べさせていただきます。
 
 1つめは、四国電力総連の各単組として組合活動の原点である職場・現場に目線を合わせた活動「2way コミュニケーション」を計ろう。
 ・安全、衛生、健康面で問題はないか。
 ・日常の暮らしに困って「仕事どころではない」状態になつてはいないか。
 ・仕事の質量に問題があり、行き詰まっていないか。ごまかさざるえないか。
教育された専従役員でも、組合員・その家族を把握できる範囲は300〜400名程度までと言われており、執行委員皆さんの力がなければ到底職場の隅々まで気持ちがいきわたりません。
 職場執行員の選出において、「一番若いからならされた」「くじ引きでなった」という方が多いようです。動機はどうであれ引き受けた以上、1年経って「やってよかった」「組合が好きになった」と言えるよう研修の充実を図りそうした取り組みの中に「2way コミュニケーション」を求めていきましょう。

 2つめは、四国電力総連の運営・活動にあっては、総連全体の組合員の雇用と労働条件を守っていくための経営に対するチェック&パートナー機能の充実と連携を密にしていきましょう。
 四国電力総連執行体制としては、事務局・財政局・組織局・政治局・政策局・労働福祉局さらに各県連絡会とここ10年、多くの諸先輩たちのおかげで体制が充実してまいりました。
 今こそ、その力を内外に向かって発揮し一企業のみならずグループに、社会に貢献できる活動をしていきましょう。 

 3つめは、四国電力総連として
 ・全国電力総連へ
 ・地方連合へ
 ・四電生協および労働福祉団体へ
 ・地方議会へまた国会へ
もてる力を常にフル回転させておきましょう。そのフル回転の積み重ねがこれからの激変する社会のスピードに必ず役に立つと信じています。企業内の事しか活動できない弱体組織では企業からも社会からも評価されることはないでしょう。
 今現在、来月6日・7日・8日に開催される「全国電力総連第7回全国こだま」の成功に向け、開催担当総連として四国電力総連青年部142名の実行委員が全力投球で準備をしています。今回で最後となる「全国こだま」が彼らの一生の宝となるよう、執行部として最大の協力をお願い致します。そして、これからの四国電力総連を担っていくべき彼ら人の財産と書いて人財・そのエネルギーを大切に育てて行きましょう。








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