名 称:電力総連(全国電力関連産業労働組合総連合)


所在地:〒108−0073 東京都港区三田2−7−13 TDS三田 3F
      電 話:03−3454−0231    FAX:03−3798−1470


綱 領:

  1. われわれは、全国の電力関連産業に従事する労働者の連帯強化と、電力関連産業労働組合総連合を構成する各組織相互の団結をはかる。
  2. われわれは、賃金およびその他の労働条件の改善向上に努め、電力総連組合員の現実的利益を確保するとともに、その家族の生活安定をはかり、進んで文化生活向上を期す。
  3. われわれは、自らの主体性を堅持し、いかなる外部からの支配干渉をも排除し、自由にして民主的な労働団体と広く友好的連携をはかり、労働者の経済的社会的地位向上を期す。
  4. われわれは、電力および関連産業の民主化に努め、その発展を通じて民主主義日本の建設にまい進する。
  5. われわれは、社会正義に立脚し、自由にして民主的な世界の労働者と提携して世界平和の確立に努める。

電力総連の生い立ち:

 私たちは電力関連産業に従事する労働者の連帯を強化し、お互いの理解と協力により、所属する組合員とその家族の経済的・社会的な地位向上を目的に、1969年4月11日「全国電力関連産業労働組合協議会」(全国電労協)を9つの地方組織、100組合、165,490名でスタートさせました。
 それ以降、1981年3月26日、さらなる団結を図るため、4つの全国組織と10の地方電力総連からなる129組合、209,523名により「全国電力関連産業労働組合総連合」結成し、国民生活の根幹をなすエネルギー産業に働く労働者を代表する組織として、積極的な活動を行ってきました。
 一方、日本の労働運動は合体・分裂を繰り返してきましたが、1987年11月20日、民間の労働組合が中心となり「全日本民間労働組合連合会(連合)」が結成され、その後1989年11月21日、官公庁部門を含め統一した「日本労働組合連合会(連合)」がスタートし、名実ともに日本唯一のナショナルセンターとして、動き始めました。
 私たち電力総連は、連合の設立に対して中心的な役割を果たすとともに、連合における活動に十分に対応していくため、1993年9月、今までの業種別全国組織を解散し、さらなる運動の発展をめざすこととしました。
こうした組織の充実拡大に向けた取り組みにより、現在の組織状況は、10の地域別構成総連と2つの転域構成総連、238の単位加盟組合、組合員数198,905名(2022.2月末現在)の組織へと発展しました。
 これは、連合のなかでも、10番目の規模となり、その活動の中核をなすとともに、まさに日本の電力エネルギー産業を代表する唯一の組織となりました。